中国の華やかな工芸 奈良・大和文華館で特別企画展

 鮮やかな中国の工芸を紹介する特別企画展「福徳円満を求めて-中国元・明時代の華やかな工芸」が奈良市学園南の大和文華館で開かれている。18日まで。

 中国の元や明時代には、鮮やかな彩りの陶磁器や細密な文様の漆器などが制作され、高度な技術が見られる。今回は当時の陶磁器など計96件を展示し、その魅力に迫る。

 景徳鎮窯の「釉裏紅鳳凰文梅瓶(ゆうりこうほうおうもんめいびん)」(元)は上部に雲鶴文と牡丹(ぼたん)文、その下には飛翔(ひしょう)する鳳凰がデザインされ、華やかな雰囲気が漂う。同窯の「青花蓮池文瓶(せいかれんちもんへい)」(元、大阪市立美術館蔵)もあるほか、立身出世を祝う「爵禄封侯(しゃくろくほうこう)」が表された「清水裂(きよみずぎれ)」(明)も出展され、多様な工芸に触れることができる。

 開館は午前10時~午後5時。問い合わせは大和文華館(0742・45・0544)。

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