「笑い」で気分改善、近畿大など医学的に検証

 医学的に「笑い」が緊張や不安といった感情や気分の改善につながるとの研究結果を、近畿大や吉本興業などの研究チームが11日発表した。

 平成29年2~3月、20~60代の男女20人に2週間ごとに計3回、吉本新喜劇や漫才などを見てもらい、表情の判別機器で笑顔になった回数を測定。観賞前後に実際に医療現場で使用されている心理検査やアンケートを実施し、気分や感情の変化を調べた。

 その結果、観賞中に笑顔になった回数が多いほど、参加者の「緊張・不安」「怒り・敵意」「疲労」の数値が改善。さらに、アンケートで「日常生活で心から笑えている」と回答した数値が観賞後に高くなった参加者ほど、より気分や感情の改善がみられたという。

 研究チームの阪本亮・近畿大医学部助教(心療内科部門)は「ただ表情が笑顔になるだけではなく、心から『笑い』を楽しめることが気分の改善に効果的だということが分かった」と話した。

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