「潮風トレイル」が全線開通 震災復興支援、活性化狙い

 東日本大震災で被災した、青森、岩手、宮城、福島の4県28市町村の太平洋沿岸部約1000キロを結ぶ自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通を祝う式典が9日、宮城県名取市で開かれた。震災からの復興や交流人口拡大による地域活性化が期待される。

 式典に参加した28市町村の首長らと原田義昭環境相が手をつなぎ、全線開通を宣言。パネルディスカッションでは、整備中だった区間を含む、トレイル全行程を数年前に歩いた福島県出身のタレントなすびさんが「多くの人が待ち受け声を掛けてくれた。東北の皆さんの人情を感じられるすてきな道だ」と紹介した。

 トレイルは震災後、被災地の復興や観光PRにつなげようと環境省が設定。ルートにはウミネコの繁殖地・蕪島(青森県八戸市)や、岩手県陸前高田市の奇跡の一本松、震災伝承のため造成された宮城県岩沼市の千年希望の丘、相馬野馬追の出陣式が行われる相馬中村神社(福島県相馬市)などが含まれる。

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