世界遺産仁和寺で初のライトアップ

 真言宗御室(おむろ)派総本山の世界遺産・仁和寺(にんなじ)(京都市右京区)で、6月6日から始まる青もみじのライトアップを前に、試験点灯が行われた。仁和寺のさまざまな風景を写真で未来に残すプロジェクトの第一弾で、新緑の時期のライトアップは初めてという。

 国宝の金堂および重要文化財の五重塔と境内にある九所(くしょ)明神の3カ所を計130基のライトで柔らかに照らし出した。あいにくの雨模様だったが、雨にしっとりとぬれた金堂が木々越しに美しく浮かび上がった。

 今回のプロジェクトは、日本最大級の写真投稿サイト「東京カメラ部」のプロデュースで実施。アドバイスを受けて夜景写真を撮りやすい明るさや照明の位置などを工夫するほか、適切な撮影ポイントを提供するなどして、写真愛好家が気軽に楽しめる撮影環境を作り出す。また、撮影時のマナーも啓発するという。拝観料は2千円で、必要経費を除き昨秋の台風21号被害の復旧費に充てる。

 同寺の吉田正裕執行長(58)は「多くの人にいろいろな視点から写真を撮ってもらい、仁和寺の記録として集めたい」としている。ライトアップは6月6~16日、午後7時~午後10時(午後9時受け付け終了)。

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