高校生からカジノ依存症防止を 文科省、解禁見据え手引作成

 文部科学省は、ギャンブル依存症を高校段階から予防していくための教員用の手引を初めて作成し、ホームページで公開している。依存症の仕組みや危険性を詳しく説明し、パチンコ依存に陥った大学生の体験談も取り上げた。小中学校でも必要があれば活用できるとしている。

 これまでアルコールや薬物など物質依存の危険性は教えていたが、ギャンブルなど行動に関する依存は含んでいなかった。カジノを解禁する統合型リゾート施設(IR)整備法の付帯決議で、教育現場の対応も求められ、取り組みを充実させることにした。

 手引では、ギャンブル依存に陥ると自分の意思で行動をコントロールできなくなり、日常生活や人間関係にも悪影響があると指摘。「特に子供は、のめり込む危険性が高い」とした。軽い気持ちでパチンコを始め、借金を繰り返すことになった大学生の体験談を紹介し「たくさんのものを失うと知ってもらいたい」とのメッセージも載せている。

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