24時間の思いつなぐ 和歌山でチャリティーリレー

 がん撲滅やがん患者支援を目的に24時間にわたって行うチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019わかやま」が25~26日、和歌山市の和歌山公園砂の丸広場で開かれた。患者や家族らが24時間歩き続け、互いに励まし合いながらたすきをつないだ。

 「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という思いを共有し、支援を広げようと1985年に米国で始まった。和歌山では平成26(2014)年から毎年開催されている。

 チームで広場のトラックを24時間歩いたり走ったりしてたすきをつなぐ「チームリレー」では、がん患者や家族、医療関係者らが互いに「あと1周」「ナイスラン」と声を掛け合っていた。

 会場には「無理せず自分のペースで」「希望」といったがん患者への思いがつづられた約1400個の「ルミナリエバッグ」が並び、25日夕には明かりが灯された。ステージでは音楽ライブや太鼓の演奏も披露された。

 実行委員長の土橋武彦さん(49)は「リレー・フォー・ライフのようなチャリティーイベントへの参加で救われる命もある。がん患者支援の動きやその重要性を理解してもらえれば」。参加した県理学療法士協会の吉冨俊行副会長(58)は「毎年参加しているけど、昨年に乳がんで姉を亡くし、姉や家族の苦しみも強く感じた分、今年は特別な思いで走りました」と話した。

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