2カ国語で避難誘導を訓練 JR東海、東京五輪に備え

 JR東海は24日未明、東海道新幹線東京-品川間で、駅員や運転士、車掌ら社員約250人が参加し、駅間に停車した列車からの外国人客を含む避難誘導を訓練した。乗客に事故の状況や復旧見通しなどを伝える車内の放送やテロップ、係員の案内を、日本語と英語の2カ国語で実施し、情報がスムーズに伝わるかどうか、手順を確認した。

 2020年東京五輪・パラリンピックに備えた訓練で、東海道新幹線で外国人客向けは初めて。

 訓練は、東京駅を出発した新幹線の台車に異常が起き、自力走行ができなくなったとの想定。24日午前0時に発車した列車は5分後、「強いブレーキで止まります」との2カ国語の放送とともに緊急停車。車内の乗客は、はしごを使って降車し品川駅まで線路を約300メートル歩いて移動した。

 到着した品川駅ホームでは、運行見通しを尋ねる外国人客に、駅員が通訳機器を使って「見通しは立っていません」「切符の払い戻しを受けられます」と案内していた。避難の際、ツイッターや座席に掲示されたQRコードも活用。いずれも2カ国語で内容を伝えた。

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