全国のコメで日本酒仕込み 東北や熊本など支援、福島の酒造

 東日本大震災や熊本地震などの被災地支援の一環で、47都道府県のコメを使った日本酒の仕込みが18日、福島県会津坂下町の曙酒造で始まった。城南信用金庫(東京都)が中心となって企画し、各地の信金幹部らが参加した。今年で3回目。

 日本酒は「絆舞 令和」と銘打ち、各地の120種以上のコメをブレンドした。被災した岩手、宮城、福島、熊本の4県のコメを使った純米大吟醸酒「絆結」も昨年に続き製造。それぞれ10月に発売し、売り上げの一部を被災地に寄付する。

 仕込みでは、各信金の幹部らが蒸したコメを運んでタンクに入れ、交代でかき混ぜた。参加した盛岡信金の十文字悟常勤理事(54)は「震災後、被災地に人が戻らない。この企画で少しでも地域が元気になれば」と語った。曙酒造の杜氏、鈴木孝市さん(34)は「復興は道半ば。いつか心から笑って酒が飲める日が来るまで頑張る」と話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ