ONKYOがAV事業売却 ネット「残念だ」「若い人はもう知らないのだろうな」

 音響機器メーカーの老舗「ONKYO(オンキヨー)」(大阪市)が主力のホームAV(音響・映像)事業の売却に向け、「デノン」「マランツ」を傘下に持つ米国の「サウンド・ユナイテッド」などと協議することで基本合意したと発表した。具体的な売却範囲は明らかにされていないが、オンキヨーのAV事業はグループ売上高の約7割を占める。高い技術力で国内外から評価を得てきたオンキヨー。この一報にネットで“音響マニア”が悲しみの声をあげている。

 ツイッターには「最初で最後のコンポはオンキヨーだったなあ」「思えば高校の頃SANSUIを買うかオンキヨー買うかでかなり迷ったなぁ。いつかオンキヨーの機器が欲しいと思ってたけど…」「ウチのアンプ、ONKYO バランス良くて好きなのに残念だ」「初めて買ったMDデッキがONKYOで、なんとなく通でカッコ良いというイメージで愛用してました」「せっかくのブランドなのに、と思ってしまうが、若い人はもう知らないのだろうな」などの声。

 パイオニアのAV事業を買収し、2015年に設立された完全子会社「オンキヨー&パイオニア」(東京)の株式譲渡などが今後検討され、オンキヨーは今後、ヘッドホンやイヤホンなどの企画・販売などに力を注ぐという。

 SNSには「80~90年代にあれだけ加熱したホームステレオの流行も今や昔かぁ…ますます良い音をスピーカーで聴く文化が縮小していくね…」といった声のほか、「オンキヨーやデノンが売却されたのはみんなが良い音質で音楽を聴かなくなったのが原因な気がするけど、潰れる訳じゃなくてアメリカに集中する流れなんだよな。つまりMP3を主導して音楽を劣化させたのはアメリカ企業なのに、アメリカにはまだ高級AVの市場がある」といった指摘も見受けられた。

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