次世代新幹線の試験車完成 JR東、全体像を初公開

 JR東日本は9日、今月完成した次世代新幹線開発に向けた新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」を宮城県利府町の新幹線総合車両センターで報道陣に公開した。10両編成(約250メートル)の全体像が公開されるのは初めて。北海道新幹線が札幌までの延伸を予定する令和13年春までの導入を目指す。

 JR東によると、アルファエックスは川崎重工業が1~6号車、日立製作所が7~10号車の製造を担当。1号車は鼻が約16メートル、10号車が約22メートルあり、両端を異なる形状にすることで、トンネルに進入する際の車体への圧力の違いなどを分析する狙いがある。

 地震時の緊急停止や脱線を防止するシステムも搭載した。新幹線の最高時速は現在320キロで、JR東は40キロアップの360キロを目指しており、今月中旬から約1割増しの最高時速約400キロで仙台-新青森間を試験走行し、安全対策などの技術データを収集する。

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