陛下、歴代天皇に即位儀式をご報告

 天皇陛下は8日、皇居・宮中三殿で、今後の即位関連儀式の期日を歴代天皇などに告げる「期日奉告の儀」に臨まれた。即位後初の宮中祭祀(さいし)で、陛下が祭儀の正装「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を天皇として身につけられる初めての機会となった。

 陛下は午前10時30分ころ、厳粛な表情で皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる三殿中央の「賢所(かしこどころ)」の回廊を進み、ゆっくりとご一礼。笏(しゃく)を手に御簾(みす)の中に入られた。賢所の中では「即位礼正殿の儀」を10月22日に、一世一度の重要祭祀「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」を11月14、15日に執り行う趣旨の「御告文(おつげぶみ)」を読み上げられた。次いで陛下は皇霊殿、神殿にも同じ趣旨を告げられた。

 陛下に続き、古式ゆかしい装束を身につけた皇后さまもご拝礼。宮内庁によると、皇后さまが三殿すべてに拝礼されるのは、平成14年以来という。秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方も、安倍晋三首相ら三権の長、閣僚らとともに参列された。

 8日午後には、陛下が宮殿で、伊勢神宮などに日程を告げる使いを差し向けられる「勅使発遣(ちょくしはっけん)の儀」も行われる。

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