(ウエスト)新型フェリー、令和の瀬戸内海で就航

 「海を走る遊園地」をコンセプトとする両備フェリー(岡山市北区)の新型フェリー「おりんぴあどりーむ せと」が、新岡山港(同市中区)と小豆島・土庄港(香川県土庄町)を結ぶ航路に導入され、令和に改元された5月1日から運航を開始した。

 新フェリーは約940トンで、全長約60メートル。速力は13ノット(時速24キロ)。座席数は229だが、定員は約500人。搭載車両は乗用車60台、大型車10台。

 建造費は約14億円で「定期航路でクルーズが楽しめるよう、貨物を主目的とする従来型のフェリーとは異なり、旅客船としての機能充実に力を入れた。私の念願だった」(両備グループの小嶋光信代表)との強い思い入れで計画された。

 内装面は同市出身の工業デザイナー、水戸岡鋭治さん(71)が担当。注目は2~4階の甲板部分で、1周50メートルのレールを2周するミニ電車(別途200円、平日除く)が走行。

 グループ企業が路面電車にも導入した英国の人気鉄道アニメ「チャギントン」のデザインとした。滑り台やブランコ、キッズコーナーなどもあり、片道約70分の移動時間中を楽しく過ごせる。

 飲食コーナーでは予約制で小豆島特産の流しそうめん(1人1000円)、パーティー料理も用意。同航路間を連日4往復し、夜間の貸し切り利用にも応じるという。運賃は中学生以上1050円、小学生530円。車両は1台5800円~1万6000円。問い合わせは同フェリー新岡山港営業所(電話086・274・1222)。

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