皇嗣秋篠宮妃紀子さま 長女・眞子さま 次女・佳子さま 皇族の方々

 皇嗣秋篠宮妃紀子さま

 ■手話普及ご尽力 児童書にも造詣

 皇嗣(こうし)妃として、皇嗣秋篠宮さまとともに4つの地方公務を新たに引き継ぐほか、日本赤十字社名誉副総裁として献血運動推進全国大会をお一人で担われる。総裁を務める恩賜(おんし)財団母子愛育会や結核予防会などの行事にも引き続き臨まれる。

 昭和41年9月11日、川嶋辰彦さんの長女としてご誕生。52歳。平成元年に学習院大文学部心理学科を卒業後、2年6月に秋篠宮さまとご結婚。結婚25年を迎えた27年6月に公表した文書では「一緒に年を重ねていくことができれば幸せに思います」とつづられた。

 日本学術振興会の名誉特別研究員としてお茶の水女子大で心理学の研究に再び取り組み、25年に同大で博士(人文科学)の学位をご取得。現在も同大人間発達教育科学研究所の特別招聘(しょうへい)研究員として、健康科学に関する研究プロジェクトに参加されている。

 結核予防会総裁としては30年10月、結婚後初めて単独での海外訪問となるオランダに赴き、国際会議にご臨席。学習院時代から学ぶ手話の普及に努め、「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」などに臨席されてきた。児童書にも深い造詣を持たれている。

 長女・眞子さま

 ■皇族で初 ICUご進学

 国際基督教大(ICU)の同級生だった小室圭(けい)さん(27)=米国の大学に留学中=と平成29年9月に婚約が内定した後、小室さんの母親と元婚約者の男性との金銭トラブルが明らかになるなどし、結婚に関する儀式が延期された状態となっている。

 秋篠宮ご夫妻の長女として、3年10月23日に誕生された。上皇ご夫妻の初孫でもあられる。27歳。学習院女子高等科から皇族で初めてICUにご進学。卒業後は留学先の英レスター大学大学院博物館学研究科で博物館学を学び、文学修士の学位を受けられた。

 ICU卒業時の文書回答で、公務について「声をかけて下さる方々に少しでも良かったと思って頂けるよう、可能な限り力を尽くすことが出来れば」との考えを示された。

 現在はICU大学院で研究を続けるほか、東京大総合研究博物館特任研究員として週3回程度ご勤務。日本工芸会総裁、日本テニス協会名誉総裁も務められる。

 代替わりに伴い、秋篠宮ご夫妻が毎年臨まれてきた「全国都市緑化祭」と「みどりの感謝祭」式典、「国民体育大会」総合閉会式の行事を継承される。

 次女・佳子さま

 ■英留学 舞台芸術学ばれ

 国際基督教大(ICU)を3月に卒業された。進学や就職の予定はなく、本格的に公務に取り組まれている。卒業時の文書回答では「依頼を頂いた仕事に、一つ一つ丁寧に取り組むというのが基本的な考え方」とつづられた。6月に秋篠宮妃紀子さまが担われてきた「産経児童出版文化賞」贈賞式に臨むほか、10月には全国障害者スポーツ大会の競技を観戦される見込み。

 秋篠宮ご夫妻の次女として、平成6年12月29日にご誕生。24歳。26年8月に学習院大を中退し、27年4月にICUに再度入学された。在学中、29年9月から30年6月まで英リーズ大に留学し、舞台芸術などを学ばれた。卒業論文のテーマは、「ワーキングメモリとMind Wanderingが読解力に及ぼす影響」で、人間の読解力について考察されたという。

 紀子さまの影響で手話を学び、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に英国留学中を除き5回中4回ご臨席。毎回手話でメッセージを送られている。全日本高校馬術競技大会の開会式に顔を出されるのも定例化している。結婚については「遅過ぎずできれば良い」(大学卒業時の文書回答)との考えを示されている。

 常陸宮妃・華子さま

 旧華族の津軽家出身で、常陸宮さまと昭和39年9月30日に結婚された。78歳。平成18年に白内障の手術をお受けに。28年には両側変形性股関節症で人工股関節への置換手術を受け、リハビリを続けられている。

 皇室会議議員として、上皇さまの譲位日を決める29年12月の皇室会議に参加された。日本赤十字社名誉副総裁のほか、日本いけばな芸術協会、日本動物福祉協会、日本馬術連盟、日本・ラテンアメリカ婦人協会の名誉総裁を務められる。

 愛犬家としても知られ、動物が主役の絵本5冊の翻訳を手がけられている。

 三笠宮妃・百合子さま

 旧華族の高木家に生まれ、大正天皇の四男だった三笠宮さまと戦時中の昭和16年10月22日に結婚された。現在、皇族として最高齢の95歳。

 男のお子さまは寛仁(ともひと)親王殿下、桂宮(かつらのみや)さま、高円宮さまの三方をもうけられたが、いずれも先立たれた。三笠宮さまも平成28年10月に薨去(こうきょ)された。長女は近衛●子(このえ・やすこ)さん、次女は千容子(せん・まさこ)さん。

 11年に徐脈性不整脈と診断され、ペースメーカーをご装着。19年に大腸がんが見つかり、摘出手術を受けられた。今年4月10日、上皇ご夫妻のご結婚60年の祝賀に出席された。

●=ウかんむりの下に心、その下に用

 寛仁(ともひと)親王妃・信子さま

 上皇さまのいとこにあたる寛仁親王殿下と昭和55年11月7日に結婚し、皇籍に入られた。64歳。麻生太郎副総理兼財務相は実兄。

 平成18年1月の新年祝賀の儀を最後に公務を休み、その後ストレス性ぜんそくなどで療養していたが、25年11月に福島県伊達市で東日本大震災の被災者を慰労するなどし、7年10カ月ぶりに公務に復帰された。

 現在は日本赤十字社名誉副総裁、東京慈恵会総裁としての行事にもご臨席。代替わり後は天皇、皇后両陛下が臨まれてきた「全国農業担い手サミット」を単独で引き継がれる。

 長女・彬子(あきこ)さま

 寛仁親王殿下の長女として昭和56年12月20日にご誕生。37歳。学習院大卒業後、英オックスフォード大マートン・カレッジに留学し、「日本美術史」の研究で女性皇族として初の博士号を取得された。

 現在は主に京都市に滞在し、立命館大や京都市立芸術大、京都産業大などで研究をご継続。国学院大特別招聘(しょうへい)教授として講義も担われる。平成24年に自ら立ち上げ、総裁を務める一般社団法人「心游舎(しんゆうしゃ)」では、日本文化を伝える活動に取り組まれる。三笠宮さま、寛仁さまの後を継ぎ、トルコとも深い交流を持たれる。

 次女・瑶子(ようこ)さま

 寛仁親王殿下の次女として、昭和58年10月25日にご誕生。35歳。学習院女子大の在学中に迎えた20歳の記者会見では「父が力を入れている障害者福祉のお手伝いが主にできればよいと思っております」と述べられた。

 平成24年に寛仁さまが薨去された後は、総裁職を引き継いだ「友愛十字会」や「国際ユニヴァーサルデザイン協議会」の行事に臨席しているほか、仙台市で重度障害者の自立を支える「ありのまま舎」の顕彰事業で選考委員長を務められてきた。学習院初等科で始められた剣道は五段の腕前。

 高円宮妃・久子さま

 実業家の鳥取滋治郎(しげじろう)氏の長女で、英ケンブリッジ大をご卒業。昭和59年12月に高円宮さまと結婚し、長女の承子(つぐこ)さま、次女の千家(せんげ)典子さん、三女の守谷絢子(あやこ)さんをもうけられた。

 高円宮さまが平成14年に薨去された後、日本サッカー協会名誉総裁など多数の総裁・名誉総裁職をご継承。2020年東京五輪が決まった国際オリンピック委員会総会では、見事なフランス語と英語のスピーチを披露された。

 ご趣味はカメラやバードウオッチング。印籠などの留め具「根付(ねつけ)」の収集家としても知られる。65歳。

 長女・承子(つぐこ)さま

 高円宮ご夫妻の長女として、昭和61年3月8日にご誕生。33歳。学習院女子高等科から英エディンバラ大への留学を経て、皇族として生まれた方では初めて早稲田大に進み、平成25年3月に卒業された。

 同年4月から日本ユニセフ協会でご勤務。国内各地で子供の貧困問題に関する講演活動などを行うほか、同協会への募金で新設された東ティモールの小学校などを視察されている。

 30年1月に全日本アーチェリー連盟、同年2月に日本スカッシュ協会の名誉総裁を母の久子さまから引き継がれている。

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