昨年中国提供トキの卵ふ化 新潟・佐渡、人工で成功

 新潟県は15日、中国から昨年10月に提供され、同県佐渡市の佐渡トキ保護センターで飼育するトキ2羽のうち、3歳の雌「グワングワン(関関)」が産んだ卵から、ひな1羽がふ化したと発表した。同センターが3月に卵を確認し、人工ふ化を目指していた。グワングワンが産んだ卵がふ化したのは初めて。

 センターによると、15日朝、職員がひなの姿を確認。グワングワンが産んだ卵はまだ複数残っており、人工ふ化と自然ふ化の両方で、ひなを誕生させようとしている。グワングワンは雄の「ロウロウ(楼楼)」とともに、約11年ぶりに中国から提供された。グワングワンは、日本にいた雄とつがいになり、産卵。今回、ふ化に成功した。

 現在、同市で放鳥されているトキはいずれも中国提供の子孫。グワングワンなど2羽を入れて人工繁殖させ、遺伝的に多様になることを目指している。

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