長野・須坂市動物園 アライグマかな?タヌキかな?

 アライグマとタヌキの違いってわかりますか。アライグマは、北米などの森林で生息していて、タヌキは日本の本州の里山で暮らしています。どちらも全体の毛色が焦げ茶色で体の大きさも似ています。獣舎前の看板がなかったら、わからない方も多いのでは。でも、よく見ると違うところが…。

 一番わかりやすいのは、尻尾の色です。アライグマは、長目のしま模様で、タヌキは黒くて短め。脚と腹部側の毛色も違います。アライグマは白っぽく、タヌキは黒っぽいんです。木登りの得意なアライグマが樹上にいると、木漏れ日に混ざって白さが保護色となり、逆に苦手なタヌキは、地面で行動するので、藪になじむ暗めの色が保護色なんです。

 四肢の先も、アライグマは、ヒトの手のように指が長く、物をつかむことが得意です。タヌキの方は、イヌと同じく、指を開けないのでつかめません。でも、歩いたり走ったりするときには、しっかりと地面に踏み込めます。

 看板がなくてもわかりそうですか。(長野・須坂市動物園 アライグマ担当 笹井恵)

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