「健康マジック」をシニアに指導! 3つの「る」でモテ期到来!?

★【楽しんで健康増進最前線】(4)

 プロマジシャンの庄司タカヒト氏はユニークな活動をしている。「健康マジック」を打ち出し、シニアをターゲットにしたマジック教室の講師や中高年向けの入門書も執筆しているのだ。

 木曜の朝は、十数年続くカルチャースクールの講師の仕事から始まる。その後、東京・駒込にある自身のスタジオに戻ると午後と夕刻、2クラスの初心者向けマジック教室を主宰。いずれも生徒は60~80代の年配層がほとんどだ。

 中高年にとってのマジックの健康効果を聞くと、「マジックは、『覚える』『やってみる』『他人に見られる』の3つの『る』が必須なので、健康維持に最適です」と即答。確かに、囲碁・将棋のように頭を使うのみではない。テニスやゴルフなどのスポーツと比べても『他人に見られる自分』をより意識する必要がある。そこに思い至ると彼の主張に納得する。

 シニアの生徒たちは活発だ。「私が教室に行くと既に打ち合わせ中。依頼された老人ホームや地域の祭りに誰が行くかを奪い合っています」と庄司氏。

 シルクの色が変化したり、白紙が1万円札に変化するなどマジックは不思議で華やかな効果があり、催事のボランティアに求められる機会も多い。慣れるとオファーも増え、より生き生きして忙しくなるそう。

 「『でも注意してくださいね、くれぐれも過労死しないように』ってお伝えしています」と笑いを取ることも忘れない。

 ステージで演じる大掛かりなものから、トランプやコインを使って少人数に見せるワザまで種類が豊富で、学ぶ楽しさがある。生徒の中には、かかりつけの主治医の診察後、必ずカードマジックを見せるという80代のツワモノもいるという。庄司氏は求められるまま毎月新ネタを教え、ある時、その病院に行く機会があった。“生徒”はトランプを手にニコニコしながら診療室から出てきた。診察室からは「また来月楽しみにしてますよお」という若い女医の声が聞こえ、合点がいったという。

 さて、マジックをやってみたい人は、手始めに何をしたらよいのか。

 「地域の祭りでも、とにかく誰かがマジックをやっているのを見に行くのが一番。どれだけウケるか分かるし、自分でもできそうな気がするはずです」

 紙1枚を折って切るだけですぐできる「健康マジック」を庄司氏から特別指導してもらった。

 コの字を縦にした形に紙を切り、おまじないをかけると紙の縦の部分がひとりでに折れ曲がる。その仕掛けを紙の裏から見たのが。フラップ部分を左親指で押さえてずらすだけだ。

 もっと知りたい人は、「私のオフィスの名『フォーサイト』と『マジック』を検索サイトに入れれてください」(庄司氏)。マジック効果でモテ期がおとずれるかもしれない!?(矢吹博志)

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