国産液体ミルク、小池百合子知事「歓迎」 調達協定見直しへ

 災害時に利便性の高い乳児用液体ミルクの国内製造が始まったことを受け、小池百合子知事は8日の定例会見で「選択肢が広がることは、普段の子育てでもプラスになるのではないか。赤ちゃんにとっておいしく、栄養価のある製品が広がればいい」と歓迎した。

 お湯で溶かしたり、温度調整したりする手間がかかる粉ミルクに比べ、常温保存でき、そのまま乳児に与えられる液体ミルクは災害時に利用しやすい。ただ、これまで国内では乳児用の基準が粉ミルクしかなく、液体ミルクを「乳児用」として販売できなかった。

 国の規格基準案が昨年3月にまとまった後も、国内での製造・販売までに時間がかかることから、都は同6月、災害時に乳児用液体ミルクを海外から緊急調達する協定を小売り大手のイオンと締結。独自に調達の仕組みを整備した。

 この日の会見で小池氏は「国内調達が可能になったので、協定の見直しに取り組む」と表明した。また、保存期間が粉ミルクに比べ短いことを挙げ、「最も効果的で効率的な備蓄を行わなければいけない。食品ロスを減らすためにも、(保存期限を過ぎる前に)子供食堂への提供なども検討していく」と述べた。

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