祖母が「腰機」で織った真田紐を寄贈 大阪・岬町の男性が和歌山の工房に

 和歌山県九度山町ゆかりの戦国武将・真田幸村らが各地に伝えたとされる「真田紐(ひも)」。古来の織物技法「腰機(こしばた)」により祖母が織ったという2本の真田紐を、大阪府岬町の男性が、住民グループ「九度山真田紐研究会」(九度山町)に寄贈した。研究会の工房内で展示しており、機織機を使って真田紐作りに取り組んでいる会員たちは「とてもいい手本。いつか腰機にもチャレンジしてみたい」と喜んでいる。

 真田紐は、タテ糸とヨコ糸で織られた平たいひもで、さまざまな色や模様、幅がある。関ケ原の戦い後、九度山での蟄居(ちっきょ)生活を余儀なくされた真田昌幸・幸村父子が、生活や情報収集のために家来らに売りに行かせたとされる。「腰機」は、織物の縦方向に通るタテ糸の一方を織り手の腰につないで張り具合を調整する織り方という。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ