障害を持つ子供が大使館訪問 バリアフリープロジェクト

 2020年東京五輪・パラリンピックまでに150人の障害を持つ子供たちが、東京都内150の大使館を訪問する「2020ジャパンバリアフリープロジェクト」が4日、スウェーデン大使館(東京都港区六本木)から始まった。

 同プロジェクトは、障害を持った子供たちのこれまでの歩みを大使館で紹介するもの。訪問時の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」で随時配信する。全員の訪問が終了した際にはドキュメンタリー映画として上映する予定だ。同プロジェクトを主催するイベント企画会社「ボディーアンドブレイン」の山田ベンツ社長(50)は「障害があろうとなかろうと社会の構成員の一人だと思う人が増えれば」と話す。

 この日は横浜市の高校1年生で、難病のレット症候群を患う田中花(か)歩(ほ)さん(15)がスウェーデン大使館を訪問。母親の朋子さん(47)が田中さんの半生を語り「障害がある側もない側も心の壁を取り除く努力をすることが共生社会へ繋がっていくと思う」と語った=写真(吉沢智美撮影)。

 マグヌス・ローバック大使も「日本は道が通りやすいなどといった点は良いと思うが心理的なバリアがある。関係者だけでなく多くの人に興味を持ってもらえれば」と呼びかけた。

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