医学部総定員は9420人 埼玉医大で地域枠1人増

 文部科学省は11日、来年度の国公私立大81校の医学部入学総定員を、今年度より1人増の9420人とする計画を公表した。

 定員増は(1)都道府県が地域での勤務を義務付け、代わりに奨学金を出す「地域枠」の設置(2)複数の大学が連携して研究医の養成拠点形成を目指す-場合などに認められている。

 文科省によると、埼玉医科大(埼玉県毛呂山町)が地域枠により1人増員する予定で、11日に大学設置・学校法人審議会に諮問した。医学部の総定員は平成33年度までは現状を維持し、34年度以降は人口減などに伴い減らす方向で検討する。

 地域枠をめぐっては、厚生労働省が昨年、過去11年間で計約2600人分の定員が埋まっていなかったと発表。学生を勤務地の制限のない「一般枠」に振り分ける不適切な運用もあった。厚労省は、32年度以降に入学する学生の選抜に関して、地域枠を別枠方式にするよう通知している。

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