日露戦争陸軍兵の従軍記発見 遼陽会戦・黒溝台会戦 詳細に

 文書を見つけたのは千葉県市川市の大門孝一さん(70)。親族が亡くなり、大阪市淀川区の生家の仏壇を調べていたところ、「日露戦役 陣中日誌」と書かれた古い文書を見つけたという。

 文書を記していたのは、大門さんの母方の祖父にあたる佐賀県鳥栖市出身の古賀三喜蔵氏だった。明治10年生まれで、日露戦争に出征し、騎兵として従軍し、その後、昭和20年に亡くなったという。

 大門さんは「親族から仏壇には大事なものが入っているという話を聞いていたので、何かあるのだろうとは思っていた。祖父には直接会ったことはないが、温和な人だったと聞いている。日記を見てもきちょうめんな人だったのだと思う」と話していた。

 日露戦争 1904(明治37)~05(同38)年、朝鮮、満州(中国東北部)の支配をめぐり日本とロシアの間で起きた戦争。満州占領を続けるロシアに日本の反発が高まり、米英の支持を取り付けた日本が04年2月に宣戦布告した。ロシア・バルチック艦隊との日本海海戦などに日本が勝利し、05年9月、両国は米ポーツマスで講和条約を結んだ。ロシアを破った日本が大国化の道を歩むきっかけとなった一方、ロシアの威信は低下した。

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