「高輪ゲートウェイ駅」の遊び方 炎上を飛び火させて…

トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情

 当コラムは今年、最後なので、未来志向のお話をしましょう。というわけで、JR山手線の品川~田町駅間の新駅発表で、大炎上中の「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)でございます。

 高輪ゲートウェイ駅をヤフーワード検索すると、ヒットが約2000万件って、凄い関心事です。公募順位130位の名前をなんで選んだ、公募の意味が分かっているのかなど、炎上中です。

 さていったん、決まったものは仕方がないです。JR東日本がくれた、クリスマスプレゼントと思って、高輪ゲートウェイ駅をいじり倒しましょう。

 まず建設的なプラン。どうやったら高輪ゲートウェイ駅が名前負けしないで行き残れるかです。要は本当にゲートウェイ化すればいいのです。つまり東北・上越・北陸新幹線を東京駅から、高輪ゲートウェイ駅まで延伸すればいい。

 東京駅は新幹線の到着後、清掃&発車という超過密スケジュールで、これ以上本数を増やせません。だから上野~東京ラインみたいに、線路を延ばして、高輪ゲートウェイ駅に新幹線ホームを増設し、半分ぐらいの列車を始発にする。さすれば混雑も緩和し、ゲートウェイという言葉も生きて、バンザ~イとなるというもの。これしか、高輪ゲートウェイ駅の生き残りはないと思います。

 一方、駅名変更プランは、過去に「E電」と呼んで失敗した例をとり、撤回運動を展開します。様々な代案を提示するのはどうでしょう。マイナーチェンジとして「高輪ゲート」あるいは「高輪門」「高輪前」あたりで、論陣を張るテはあります。そもそも「JR東日本」の社名自体が、長くて古いじゃないですか。「JRE」(JRイースト)に変えるとか、そっちに飛び火してほしいなあ。

 一方、本来の公募3強、「高輪」「芝浦」「芝浜」派は、公募を盾に取り、都民の住民投票を行い、雌雄を決してはいかがでしょう。

 あと適当な文字を加えるなら、ネーミングライツで潔く売りましょうか。候補は3つ。日産本社を移設し「高輪日産前」にするって、バス停そばにあるディーラーみたい。

 ゴーンさんに渡す資金100億円を使えば、ありかも。ほか「芝浦東芝」って、芝が2つ入ってややこしい。そもそも東芝に、そんな資金はないか。じゃ「港南ソニー前」(本社がある)もナイスですよ。など、いじりまくって、JR東日本がくれた、ビッグなネタにお返しをしましょう。ほとんど大喜利状態ですわ。

 ■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト。本連載と日刊SPA!の連載をまとめた近著「50歳からのかろやか人生」(雷鳥社)が発売中。

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