1400勝の小林名誉棋聖、51年かけ達成 現役に意欲

 囲碁の小林光一名誉棋聖(66)が6日に東京都千代田区の日本棋院で行われた第44期棋聖戦の予選で吉原由香里六段(45)を破り、公式戦通算1400勝を達成した。744敗2持碁で勝率・653。1529勝の趙治勲(ちょう・ちくん)名誉名人(62)、1420勝の林海峰(りん・かいほう)名誉天元(76)に続き史上3人目。プロ入り51年8カ月で到達した。

 あと1勝としてから3連敗だった小林名誉棋聖。終局後、多くの報道陣が対局室に入ってきたのを目にし「予選なのに写真撮るの?」と不思議そうな表情。吉原六段に「勝って1400勝だからですよ」と言われると、「あっそうか、忘れてた。ここのところ、続けて負けてたからなあ」とおどけてみせた。

 「20代のころは、いくつ勝てるかというより2000局打てるかな、という感じだった。とてつもない数だからね。ここまで長くやれたのは、大きな病気もせず健康でいられたから」と振り返った小林名誉棋聖。「最近は(流れが)いい碁を勝ちきれないことが増えて、悔しい思いがある。ただ、碁盤の前に座れば集中できるし真剣勝負ができることは楽しい。囲碁の研究は、自分の性に合っている。体がついていくうちは(現役で)やり続けたい」と意欲を語った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ