「太陽の塔」世界遺産に 大阪・松井知事が改めて表明

 2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が決まったことを受けて、大阪府の松井一郎知事は28日の定例会見で、1970(昭和45)年万博のシンボルである「太陽の塔」(大阪府吹田市)について、25年万博に合わせて世界遺産登録を目指す考えを改めて示した。

 文化庁によると、世界遺産の登録までには、まず推薦候補の暫定リストに記載される必要がある。リストにはすでに「百舌鳥・古市古墳群(大阪)」など7件が記載され、平成19年以降は応募を受け付けていない。仮にリスト入りしてもユネスコに申請できるのは日本として1年に1件のみで、実現のハードルは相当に高いとみられる。

 会見で松井知事は「70年万博から55年後の万博の年に、太陽の塔が世界遺産になれば、ストーリーがあって夢がある。挑戦する価値は十分ある」と語った。松井知事は今年2月にも同じ方針を表明していた。

 万博記念公園にある太陽の塔は、芸術家の故岡本太郎氏がデザインした。耐震工事を終え、今年3月から内部が48年ぶりに一般公開されており、これまでに約16万人が来場する人気となっている。

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