北野天満宮で大福梅の袋詰め 新年の縁起物

 正月の縁起物として祝膳に用いられる「大福梅(おおふくうめ)」の袋詰め作業が27日、京都市上京区の北野天満宮で始まった。

 梅の名所として知られる同天満宮には、約50種1500本の梅の木が植えられている。大福梅は、6月に採取した梅の実を塩漬けにし、7~8月に天日干しをして仕上げる。今夏の猛暑で例年より乾きがよく、早く仕上がったという。元日の朝、さ湯かお茶に入れて飲むと、疫病邪気を払い、長寿と幸福がもたらされると伝わる。

 平安時代中期、疫病にかかった村上天皇がこのお茶を飲んで平癒したことから「大いなる福」として庶民に広まったという。

 この日は巫女(みこ)が和紙に梅を6粒ずつ丁寧に包み、袋詰めしていった。大坂屋摩也さん(22)は、「より多くの人が服して1年間健康に過ごしていただきたい」と話した。

 約3万袋を用意し、正月の準備の「事始め」にあたる12月13日から1袋700円で授与される。

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