皇太子さまと秋篠宮さま、見えぬご公務分担 新天皇即位・改元まで半年

 皇太子さまの即位と改元まで1日で半年となる。10月12日に皇位継承に伴う一連の儀式の詳細を検討する政府の「式典委員会」(委員長・安倍晋三首相)が発足し、皇室を支える宮内庁は代替わりに伴う諸儀式の準備を加速させる。だが「最も重要な課題の1つ」(宮内庁幹部)である皇太子さまと秋篠宮さまのご公務の分担の青写真は、いまだ描けていない。

 天皇、皇后両陛下が毎年臨席されてきた地方でのご公務「三大行幸啓(ぎょうこうけい)」(国民体育大会、全国植樹祭、全国豊かな海づくり大会)に対し、全国障害者スポーツ大会など7つの行事は「七大行啓(ぎょうけい)」と呼ばれ、皇太子さまが毎年、出席されてきた。皇太子さまは即位後、陛下の公務を引き継ぎ、従来の公務の多くは秋篠宮さまに譲られる見通しだ。

 一方、秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で「できる限り私の方で引き受けたい」としながらも「物理的にどこまで可能なのか」との見解を示された。すでに多くの総裁職や行事への臨席を担われている秋篠宮さまだが、現在の公務の譲り先となる男性皇族がいないことが背景にある。

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