免疫のブレーキ役発見、革新的がん治療に道筋 本庶佑氏にノーベル医学・生理学賞

 PD-1や鍵穴物質にくっついて、両者の結合を妨げる抗体を投与すると、ブレーキ信号がなくなりT細胞が活性化され、がんの増殖や転移が抑制されることも確かめた。

 これらの成果から、本庶氏はPD-1をがんの免疫療法に応用できると確信し、小野薬品工業(大阪)と共同研究を開始。開発されたがん治療薬「オプジーボ」が26年9月、同社から発売された。PD-1に結合する抗体薬で、ブレーキ信号をブロックする働きを持つ。がんだけを狙い撃ちできる可能性があり、副作用の頻度が少ないがん治療法として期待されている。

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