食品ロス削減へ 学習プログラム 横浜市立小で初実践「自宅から取り組んで」

 5年生の矢田翼さん(10)は「これからは買い物やご飯を食べるときに、欲張らないようにします。小さなことから始めれば、食品ロスが減ると思う」と話した。

 食品ロスが注目されるきっかけとなったのは、平成23年にFAOが発表した報告書だ。毎年、世界の生産量の3分の1に当たる約13億トンの食品が廃棄されている実態が明らかになり、世界に衝撃を与えた。

 ■家庭のものは無規制

 同省によると、国内の食品廃棄物は増加傾向で、27年度には2842万トンに上った。このうち、食品メーカーの余剰在庫や小売店での売れ残り、飲食店などの事業所からの食品ロスが357万トン、家庭からが289万トンの計646万トン。国連世界食糧計画(WFP)が途上国や災害被災地などへ送る食糧援助量(320万トン)の2倍を超える。

 家庭からの食品廃棄物は、832万トンと全体の約3割に上る。事業所から出る食品廃棄物は食品リサイクル法で家畜の餌や肥料などに再利用することが義務付けられているが、家庭から出る食品廃棄物には規制がない。

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