難病「チャージ症候群」の病態解明 慶応大教授ら、iPSで

 目や耳などの感覚器や心臓に障害が出る先天的な難病「チャージ症候群」の症状が、感覚器などに分化する細胞の動くスピードが遅いことなどによって生じることが、慶応大医学部の岡野栄之教授らのグループの研究で分かった。研究は28日、オンライン無料閲覧誌「eLife」に掲載された。

 研究では、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、障害が起きる過程を再現。動きが遅いなど通常と異なる特徴的な違いを見つけるとともに、その原因と考えられる遺伝子群を探し出した。胎児期の細胞分化の障害を原因とするさまざまな難病の病態解明や、新薬の開発につながる可能性があるとしている。

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