コイの町といえば…? 養殖鯉の生産量全国一は福島県、郡山市役所には「鯉係」も

 《市町村別で日本一の鯉の生産量を誇る福島県郡山市。かつては地元にも食文化として根付いていたが、今では一般家庭で調理する機会はほぼないという。そうした郡山に再び鯉を定着させようとする取り組みが始まった。[伏見学,ITmedia])》

 いきなりだが、皆さんは鯉を食べたことがあるだろうか?

 「泥臭い」「身がパサパサしてそう」。そんなイメージがあるかもしれない。実際、記者もそんな疑念を抱きながら、鯉料理の代表格である「洗い」を初めて口にしてみたところ、泥臭さなどはなく、あっさりした味わいだった。

福島県郡山市内にある鯉料理専門店「正月荘」の看板メニューが「鯉の洗い」だ

福島県郡山市内にある鯉料理専門店「正月荘」の看板メニューが「鯉の洗い」だ

 鯉の産地と言えば、ブランド鯉で有名な長野県佐久市や山形県米沢市を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、養殖鯉の生産量に関して、市町村別で全国1位を誇るのが福島県郡山市なのである。2015年度の生産量は895トンに上り、福島全体の約8割を占めている。

 なぜ郡山なのか。実は郡山と鯉は切っても切り離せない歴史的なつながりがあったのだ。

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