いじめ被害女子生徒に謝罪の手紙 秋田・能代松陽高の同級生4人

 秋田県立能代松陽高(能代市、長岡光夫校長)2年の女子生徒(17)がいじめを受けたと訴え、不登校になっている問題で、4人の女子同級生が事実を認め、学校を通じて謝罪の手紙を渡していたことが分かった。第三者調査機関「秋田県いじめ問題調査委員会」(委員長・高橋重剛弁護士)も手紙の存在を把握しており、佐竹敬久知事に来月提出する報告書の判断材料にする。

 女子生徒は1年だった平成26年6月から、所属する運動部の部員たちから「死ね」「消えろ」などの暴言を浴びせられたり、廊下などでにらまれ、2年になった昨年4月からはクラスの女子同級生からも悪い噂を流されるなどし、居場所がなくなったと訴えている。

 県教委は昨年11月、訴えに適切に対応しなかったとして長岡校長を厳重注意処分にした。産経新聞が入手した長岡校長、女子生徒、父親の面談の録音データによると、長岡校長は「人間関係のもつれだ」「当事者間で解決できないか」「弁護士か警察に相談したらどうか」との発言を繰り返していた。

 謝罪の手紙を書いたのは部員ではない同級生4人で、先月下旬に女子生徒へ届けられた。それぞれ、「私がしてしまったことで苦しませている」「ひどいことを言って本当に反省しています」「今まで本当にごめんなさい」などと便箋につづっている。

 県教委高校教育課の安田浩幸課長は「4人の謝罪の手紙を女子生徒に届けたことは事実だが、いじめかどうかの認定は調査委の報告書を待ちたい」としている。

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