なぜ? 皇族方の「学習院離れ」が加速する理由

 秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが10月、国際基督教大(ICU、東京都三鷹市)のAO入試に合格し、来年4月から通学されることになった。昨年4月に内部進学した学習院大(豊島区)を中退しての「新たな学びの場」へのご挑戦。これにより、学習院に在学されている皇族方は皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さま(女子中等科1年)お一方となり、幕末に起源を持つ“皇族の学校”の伝統が風前のともしびとなっている。なぜこうした状況が起きているのか。関係者の話から探った。

■学習院では物足りない?

 「特に広く教養科目や英語を学びたいというお考えからICUを選ばれた」

 ICU合格が発表された10月30日、宮内庁は佳子さまがご進学先に選ばれた理由をこう説明した。

 9月に学習院大ご中退が発表されたときには、実は学習院女子高等科3年次にも、学習院大以外を受験されていたことも明らかになった。佳子さまが学習院大で通われた文学部教育学科は、ご入学と同じ昨年4月に新設されたばかりだったが、お引き留めするには至らなかった。

 「裏を返せば、学習院では物足りなかったということ。若い世代の皇族方が学習院での教育に満足されない実状があるのは、間違いないだろう」

 初等科から大学まで通った学習院OBで、天皇陛下のご学友だった元共同通信記者、橋本明氏(81)はこう語る。

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