富岡製糸場 世界遺産へ 一夜明け、過去最多4972人入場:イザ!

2014.4.27 20:51

富岡製糸場 世界遺産へ 一夜明け、過去最多4972人入場

 世界文化遺産の登録を勧告された富岡製糸場。一夜明け、過去最多の入場者数に関係者も喜びを隠せないが、課題も山積している。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界文化遺産への登録を勧告した群馬県富岡市の富岡製糸場。一夜明けた27日は大型連休最初の日曜日と重なり、過去最多の4972人が訪れた。しばらくはフィーバーが続きそうだが、老朽化が進む建物の保全や客の受け入れ態勢など、課題も山積している。

 開門の午前9時。富岡製糸場の入り口の前には、観光客が100メートルほどの行列を作った。富岡市の担当者は「こんな行列は初めて。すごいの一言です。受け入れ態勢に戸惑う部分もあるけど、うれしい悲鳴ですよね」と笑顔を見せた。

 この日の入場者数4972人は、昨年の大型連休最初の日曜日(2098人)の約2・5倍だ。これまでの最多入場者数だった3446人(昨年5月4日)も軽く上回った。

外国人客に期待

 宇都宮市から訪れた無職、下無敷清次郎さん(72)は「世界遺産に登録されると聞いて急いできた。製糸業に取り組んだ日本人の技術力の高さを知り、感動した」と興奮した様子。新潟県魚沼市の不動産業、田盛恒さん(50)は「日本の近代化の足がかりに触れられて感慨深い。もっと早く来ればよかった」とほほえんだ。

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