100年近くの歴史に幕? 京大、日本最古の総長選廃止を検討、反発も:イザ!

2014.1.30 11:39

100年近くの歴史に幕? 京大、日本最古の総長選廃止を検討、反発も

 95年前に日本の大学で初めて教員による総長選を導入した京都大が、総長の選考にあたって実施してきた教職員による投票の廃止を検討していることが29日、わかった。国立大の法人化で大学ごとの経営力が問われる中、教職員の意向だけに左右されないトップが求められていることが背景にある。大学側は年度内にも結論を出すとみられるが、学内には「学問の自由や大学の自治のためには総長選が不可欠だ」との反発が根強く、曲折も予想される。

 国立大学法人法は、各大学の選考会議が総長・学長を選ぶと規定。京大では研究科長ら学内委員6人と、京都市長や企業経営者ら外部委員6人からなる総長選考会議が置かれている。

 現行制度では、まず非常勤講師などを除く教職員約5千人による「予備投票」を行い、学内から10人程度の候補者を選出。これに学外の候補者を加え、選考会議が候補者を6人(学外者は2人まで)に絞った上で、講師以上の教員らによる「意向投票」を行い、その結果を踏まえて最終的に選考会議が総長を選ぶ仕組みとなっている。

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