婚活アプリ個人情報流出「2次被害」の恐怖 免許証、パスポート、会社名まで…会員171万人分“個人情報の塊”悪用の懸念

 婚活アプリ「Omiai(おみあい)」で、最大約171万人分の会員の個人情報が流出した問題で、専門家は「前代未聞の情報流出」と指摘する。婚活会員という特性に加え、運転免許証やパスポートの画像という“個人情報の塊”が悪用されかねないためだ。今後懸念される2次被害の恐ろしさとは-。

 アプリを運営する東証1部上場のネットマーケティングによると、外部からの不正アクセスで流出した可能性があるのは、年齢確認審査のため会員から提出された画像データ。運転免許証が約6割を占め、健康保険証やパスポートなどもあるという。

 同社は21日時点で、個人情報の不正流用は確認されていないとした。一方で、同社の企業サイトの「問い合わせフォーム」を19日午前11時から22日午後3時までに利用した人の氏名や所属企業、電話番号、メールアドレスなど8項目の個人情報が他人から閲覧可能な状態だったという信じられない事態も生じた。

 ITジャーナリストの三上洋氏は「マッチングアプリでは、なりすましや複数アカウントの作成を防ぐために名前や顔写真、住所も含めた書類を求めることが多く、『Omiai』も確認書類全体を提出するよう求めていたのだろう。だが、流出すれば、インターネットバンキングや携帯電話のなりすまし契約に悪用される恐れもありネットにアクセスできる環境で保存するべき情報ではない」と解説する。

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