新生児を公園に放置し死なせる、21歳母親に懲役5年求刑 愛知

 愛知県西尾市の公園トイレで男児を出産し放置して死なせたとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた滝本有生被告(21)の裁判員裁判論告求刑公判が25日、名古屋地裁岡崎支部で開かれ、検察側は懲役5年を求刑し、結審した。判決は31日。

 検察側は論告で、被告が出産前後、周囲に助けを求めなかったとして「その場しのぎで無責任な決定を繰り返していた」と非難。その上で、「母親である被告以外の人が、赤ちゃんを保護することは困難だった」と述べた。一方、弁護側は最終弁論で「被告は看護師になる夢を諦め、反省している」と主張。保護責任者遺棄致死罪については無罪だとした上で、執行猶予付き判決を求めた。

 起訴状によると昨年6月2日、出産した男児に医療措置を受けさせず死なせ、ポリ袋に入れて植え込みに放置したとしている。

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