小学生のスマホは慎重に いじめ、犯罪のおそれも

 保護者はなぜ、小学生にスマートフォンを持たせるのか。

 通信・ITサービスの調査を行う「MMD研究所」(東京)が令和元年12月、保護者約千人を対象に行った調査では、小学生の子供にスマホを持たせる理由で多かったのは「習い事に通い始めた」(20・6%)、「学校の行き帰りが心配」(18・9%)など、子供の安全確認を目的としたものが多い。

 ただ、子供たちのスマホ利用を保護者が管理できているとは言い難い。

 内閣府の昨年度の調査では、スマホを小学生に使わせている保護者の95・2%が利用時間や閲覧できるサイトの制限といった管理をしていると答えた一方、子供が具体的にどんなサイトを見ているのかなど、利用状況まで把握している保護者は40・3%だった。

 子供のネット利用などに詳しい兵庫県立大の竹内和雄准教授は「どうしてもSNSを子供に使わせたいなら、どのように使用しているかを親がもっと監督すべきだ」と指摘。「子供にいつからどのようにSNSを使わせるべきか、社会全体で議論する必要がある」としている。

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