河井克行被告に懲役4年求刑、検察側「前代未聞の悪質な犯行」

 令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相で前衆院議員、河井克行被告(58)の論告求刑公判が30日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれた。検察側は「広島県全域で県議ら100人に現金を供与しており、現職の国会議員による前代未聞の突出して悪質な犯行だ」として懲役4年、追徴金150万円を求刑した。

 論告に先立ち弁護側は、克行被告が受け取った歳費の一部に相当する700万円を、財団法人に寄付したと明らかにした。弁護側の最終弁論は5月18日に行われる。

 克行被告は、昨年8月の初公判で「選挙運動を依頼する目的で(現金を)供与したのではない」と無罪を主張。しかし、今年3月に行われた被告人質問では、一部の県議や事務所スタッフらを除いて現金提供の大半が買収目的だったと一転して認め、4月1日に議員辞職した。

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