連続青酸殺人、6月8日に弁論 最高裁 

 京都、大阪、兵庫3府県で起きた連続青酸死事件で、夫や内縁男性ら3人に対する殺人罪と1人の強盗殺人未遂罪に問われ、1、2審で死刑とされた筧千佐子被告(74)について、最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は、上告審弁論を6月8日に開くことを決めた。

 2審判決が死刑の場合、最高裁は慣例として弁論を開く。いずれの事件も被告の関与を示す直接的な証拠が乏しく、1、2審は被告が捨てたプランターから青酸化合物入りの袋が見つかるなどの状況証拠から有罪を認定。弁護側は全事件で無罪を主張した上で、認知症の症状が進行して訴訟能力を欠くなどと訴えていた。

 判決によると、筧被告は遺産取得や債務の返済を免れるため平成19~25年、3府県の夫や内縁関係の男性計3人に青酸化合物を飲ませて殺害し、神戸市の知人男性1人を殺害しようとした。

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