河川水位、6時間先の予測公表へ 国交省、氾濫を早期察知

 国土交通省は、国が管理する大規模な河川を対象に、今年の梅雨期から6時間先の水位予測情報を提供する。従来は3時間先だったが、氾濫の恐れを早期に察知できるようにし、住民の迅速な避難につなげる。予測技術の開発をさらに進め、将来は数日先の情報も提供する方針だ。

 6時間先の予測を発表するのは、流域面積が広いなど重大な損害の恐れがあり、国が情報を発表している298の洪水予報河川。大雨時、降雨予想や川の形状などから水位の変化を予測し、自治体に伝達したり、ホームページで公表したりしている。

 国交省によると、実際に観測した水位データを組み合わせ、予測を6時間先にする試みを昨年から一部河川で実施。一定の精度を保てると判断した。さらに、おおむね1日半先の水位予測も今年の梅雨期から試験的に始める。首都圏を流れる荒川が対象で、気象庁が提供している長期の降雨予想を活用する。

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