正当防衛を認定、60代男性に無罪判決 横浜地裁

 横浜市の歩道でトラブルになった70代男性を殴ってけがを負わせたとして、傷害罪に問われた同市の60代男性に、横浜地裁は22日までに、「正当防衛が成立する」として無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。判決は19日付。

 判決理由で景山太郎裁判長は、「70代男性が先に『何だてめえ』などと因縁をつけて殴った。多少攻撃的な面があったとしても、正当防衛の要件に欠けるとはいえない」と指摘した。

 検察側は、70代男性が殴られた直後に転倒したことから反撃が強烈だったと主張したが、景山裁判長は「(70代男性は)飲酒しており、酩酊(めいてい)状態が相当程度影響した疑いがある」として退けた。

 60代男性は昨年2月5日午後、横浜市中区の歩道で70代男性とすれ違う際にトラブルとなり殴られたため、顔を2発殴り返して転倒させ、外傷性くも膜下出血などのけがを負わせたとして起訴されていた。

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