心愛さん父、懲役16年確定 千葉虐待死

 千葉県野田市の自宅で平成31年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告(43)を懲役16年とした東京高裁判決が19日、確定した。期限の18日までに、検察、弁護側双方が上告しなかった。

 控訴審で弁護側は「一審判決の量刑は重すぎて不当だ」として刑を軽くするよう求めたが、4日の高裁判決は、心愛さんの人権と尊厳を全否定する虐待のすさまじさは明らかだと指摘。「異常なまでに陰惨でむごたらしい。悪質性は並外れて際立っている」として、被告の控訴を棄却した。

 事件では、被告の暴行を止めなかったとして心愛さんの母(34)も傷害ほう助罪に問われ、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の判決が確定している。

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