福島、宮城地震、復旧スムーズ 「震災経験生きた」

 福島、宮城両県で最大震度6強を観測した地震では、水道や電気など生活に欠かせないインフラにも各地で被害が出た。一部復旧に時間がかかっているものの、平成23年の東日本大震災を経験した自治体や事業者からは「震災後の備えがスムーズな復旧につながった」との声も上がった。

 厚生労働省の15日時点の集計によると、宮城、福島、茨城、栃木の4県で最大計3万6千戸が断水した。漏水修理のために、最大300戸が断水した福島県天栄村は、14日午後4時までに復旧を終えた。東日本大震災時、村では断水の解消に10日間ほどを要していた。

 経済産業省によると、東北や関東など12県では最大95万戸に上る大規模停電が発生した。東北電力と東京電力の供給力の計約1割に相当する発電所が緊急停止したが、一部地域の送電を遮断する装置が働き、使用電力を減らすことで、30年9月の北海道地震で起きたような全域停電(ブラックアウト)は防いだ。

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