国宝・史跡被害、6県71件 正宗胸像の三日月飾り折れる

 福島、宮城両県で震度6強を観測した地震では、文化財や施設にも被害が広がった。文部科学省のまとめでは、17日午後3時時点で、国宝や史跡など6県で71件の被害が確認された。他にも損傷した展示品もあり、各自治体が調査を進める。中には東日本大震災でも被災したものがあった。文化庁の担当者は「補助金による修復を検討したい」としている。

 震度6弱を観測した福島県郡山市。国の重要文化財、旧県尋常中学校本館では土壁の一部が剥がれ落ちたり、ひびが入ったりした。震災でも土壁がほぼ剥げ落ちた。

 震度5強だった仙台市青葉区の市立博物館では、屋外に展示されている伊達政宗の胸像で、かぶとに付けられた三日月の飾りが折れた。昭和10年に建立された騎馬像だったが、太平洋戦争時の金属供出で胸像に。大震災でも台から落下するなど、受難が続く。

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