鉄パイプ落下で書類送検 工事責任者ら過失傷害疑い

 昨年4月、東京都港区のマンション工事現場から鉄パイプなどが落下し、歩道を歩いていた60代夫婦が重傷を負った事故で、警視庁麻布署は18日、適切な安全管理を怠ったとして、業務上過失傷害容疑で現場責任者だった建築会社の男性社員(56)=東京都町田市=と、クレーンを操作していた男性作業員(41)=東久留米市=を書類送検した。

 署によると、現場責任者の社員は「任務は果たせていた」と否認。クレーン作業員は容疑を認めている。

 書類送検容疑は昨年4月24日午後2時20分ごろ、港区麻布十番の工事現場で、鉄パイプや踏み板を入れた作業用バッグを8階部分からクレーンで下ろす際、約20メートル下の歩道に落下させ、接触した68歳と69歳の夫婦の肩などを骨折させたとしている。

 署が調べた結果、バッグの縫い目部分が破断していたことが判明。クレーン作業員は、歩道上で注意を払う警備員が配置に就く前に作業を開始。責任者も中止させなかったとみられる。

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