立体駐車場の事故多発 消費者事故調が国交省に点検見直し要請

 マンションなどに多い機械式立体駐車場で、自動車をのせた台が落下する事故が相次いでいるとして、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は18日、安全機能に関する基準と点検項目について、国土交通省に見直しを求める意見書を提出した。

 事故調によると、平成30年9月、出庫時に車をのせた台が傾き、約2メートル下に車が落下した。台をつる「ワイヤロープ」が経年劣化で破断したことが原因だった。同様の事故は29年以降、11件発生している。

 意見書は、ワイヤロープや落下防止装置の内部が損傷していると、動作確認や目視による安全性の判断が難しいと指摘している。

 このため、国交省が定めた保守点検項目にブレーキに関する部品の摩耗具合の測定などを追加したり、劣化状況によって所有者に部品交換を促したりする仕組みを作るよう求めた。ワイヤロープの安全基準も、動作時に強度が低下することや、疲労損傷具合を反映させるべきだとしている。

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