北陸から東北へ電柱融通 被災の新幹線復旧

 最大震度6強を観測した福島、宮城両県の地震で一部不通が続く東北新幹線の再開に向け、北陸新幹線の建設に使う予定だった電柱14本が提供された。東北新幹線は電柱20本が折れるなどしており、完成品の融通により、新たな調達に比べて復旧工事を短縮できるという。北陸新幹線の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構が18日発表した。

 東北新幹線は、那須塩原(栃木)-一ノ関(岩手)で運転を見合わせている。機構によると、電柱は16~17日、福井県から福島県郡山市へ輸送、JR東日本側に引き渡した。

 北陸新幹線は、令和6年春の開業を目指して金沢-敦賀(福井県)で工事が進んでいる。提供した電柱は福井県内の工事で使う計画だったが、工程に影響のない範囲でやりくりしたという。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ