福島・宮城の被災飲食店「コロナに地震、まさに二重苦…」

 13日の地震で最大震度6強の揺れを観測した福島、宮城両県では、新型コロナウイルス対策として各県独自の酒類提供飲食店などの営業時間短縮要請が終了し、本格的な営業再開の矢先の発生だった。休業を余儀なくされる店もあり「コロナに地震、まさに二重苦だ」と悲鳴が上がる。

 「最悪です。ようやく営業を再開しようという矢先だったのに…」

 14日に緊急対策期間が終わり、約1カ月に及んだ酒類提供飲食店などへの時短要請が解除された福島県。JR郡山駅近くの居酒屋「会津郷土食 鶴我 郡山駅前店」の店長、斎藤慎介さん(34)は、照明を落とした暗い店内で1人、新たに入荷した地酒の一升瓶を並べていた。

 地震発生翌日の14日朝、店を訪れると皿がキッチンの床に散乱し、割れた一升瓶の破片が飛び散っていた。約40個あったグラスも半分以上が割れ、壁にも一部亀裂が入っていた。

 緊急対策期間となったのを受けて1月13日から休業。今月14日は久々に従業員と顔を合わせて営業再開に向けた仕込みを予定していたといい「お客さまがいる時間に余震が来たら大変なことになるのではという思いもある」とこぼした。

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