「買収原資は党本部の金」元会計担当者の調書 河井元法相公判

 令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の公判が9日、東京地裁で開かれた。起訴内容の一部となった陣営スタッフへの現金供与について、陣営の元会計担当者が「自民党本部からの入金が原資となった」と検察側に供述した調書が読み上げられた。

 自民党本部は参院選前、克行被告と妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=側に1億5000万円を入金した。この資金が買収の原資となった可能性を示す内容で、公判で明らかになるのは初めて。

 調書によると、元会計担当者は克行被告の指示で、党本部から口座に入った資金をスタッフへの現金供与に充てた。

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