裁判参加に特別休暇付与を 池袋事故遺族ら、厚労省に要請

 平成31年4月の東京・池袋の乗用車暴走事故で、妻の松永真菜さん=当時(31)=と長女の莉子ちゃん=同(3)=を亡くした拓也さん(34)らが1日、犯罪被害者の裁判参加や準備に際し、勤務先に特別休暇の付与を義務付ける制度の確立を厚生労働省に要請した。

 要望書は「関東交通犯罪遺族の会」(あいの会)として提出。厚労省は特別休暇を付与するよう呼び掛けているとしているが、法的な規定はなく、実際には企業の判断に委ねられている。

 拓也さんは要請後に記者会見し、暴走事故で自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた被告の裁判に、有給休暇を使って参加していると説明。「被害者が社会とのつながりを維持しながら、心の傷や裁判に向き合う時間が持てるようにしてほしい」と話した。

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